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2026.07.15 Science

化粧水は「浸透」しているのか、という話

広告でよく見る「奥まで浸透」という表現。実際に何が起きているのかを、できるだけ正確に書いてみます。

化粧水は「浸透」しているのか、という話

「浸透」と書けるのは角層まで

化粧品の広告で「浸透」と表現できるのは、角層までと決められています。角層とは肌のいちばん外側にある層で、厚さは0.02mmほど。ラップ1枚分にも満たない薄さです。化粧水がそれより奥へ届くことはありませんし、届いてしまっては困ります。角層より内側は、本来異物が入ってこない構造になっているからです。

つまり化粧水にできるのは、この0.02mmの層をうるおった状態に保つことです。地味に聞こえるかもしれませんが、肌の見た目を決めているのはこの層なので、実はここが整っているかどうかがすべてと言ってもいい。

入ることより、留まることが難しい

水は、肌にのせればある程度は角層に入ります。難しいのはそこではなく、入ったあと留まっていられるかどうかです。何もしなければ、水は数分で蒸発してしまいます。洗顔後にしばらく置くとつっぱるのは、このためです。

多くの化粧水がとろみを持たせているのは、肌の上に膜をつくって蒸発を遅らせるためです。これは理にかなった方法ですが、膜が厚くなるほど肌の上に残る感触も強くなります。SUIGEN がとろみを足さない設計にしたのは、別の方法で留まらせることができないかと考えたからでした。

粒子の大きさを揃えるという方法

水の粒子の大きさと並びを整えると、角層の隙間に対して収まりが良くなります。無秩序に大小が混ざっている状態より、揃っている状態のほうが、隙間に入り込んだあと動きにくい。私たちが取っているのはこのアプローチです。

研究所では、粒子の大きさを変えた複数の試料を用意し、時間経過ごとの角層水分量を測定しています。データを見ると、粒子を揃えた試料は6時間後の水分量が明らかに高く保たれていました。とろみを足さずに保湿感が続くのは、この設計によるものです。

それでも、クリームは必要です

正直に書くと、化粧水だけで一日中うるおいを保つのは難しい。角層に水を入れることと、それを閉じておくことは別の仕事だからです。SUIGEN がクリームをラインに入れているのは、この2つの工程が必要だと考えているためです。

化粧水で入れて、クリームで閉じる。順番も役割も単純ですが、この基本が守られていれば、たいていの乾燥は防げます。

※ 本サイトはポートフォリオ用のデモサイトです。記載の内容・データはすべて架空のものです。

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