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2026.06.28 Story

採水地の朝。水が生まれる場所へ行ってきました

製品になる前の水がどんな場所から来ているのか。採水地の一日を、記録として残しておきます。

採水地の朝。水が生まれる場所へ行ってきました

朝5時、まだ暗いうちに

採水は早朝に行われます。気温が上がる前のほうが水の状態が安定しているためです。研究所に併設された採水施設に着いたのは午前5時。周囲はまだ薄暗く、沢の音だけが聞こえていました。

汲み上げは、ポンプで一気に引くのではなく、時間をかけてゆっくりと行われます。勢いよく引き上げると、地層が長い時間をかけて整えた成分の並びが崩れてしまうからです。1日に汲み上げる量には上限を設けていて、それを超えることはありません。

週に一度の採水と、その日の判断

汲み上げた水は、その場で分析にかけられます。142種の微量成分をひとつずつ測定し、蓄積された18年分の記録と照らし合わせる。基準の範囲に収まっていれば製品用として使用し、外れていればその週の水は使いません。

「年に数回はそういう判断をします」と研究員の方は話していました。雨が続いたあとや、急に冷え込んだあとに、数値が動くことがあるそうです。原因が分かる場合もあれば、分からない場合もある。分からないときは、使わないという判断をするだけです。

森を手入れするという仕事

採水地の周辺は、山林として管理されています。水質は森の状態に左右されるため、下草の刈り取りと間伐を定期的に行っているのだそうです。

化粧品の会社が山の手入れをしていると聞くと少し不思議に感じますが、現地に立つと納得できました。水源を守ることと、製品を守ることは、ここでは同じ意味を持っています。

帰り道に思ったこと

製品として手元に届く化粧水は、透明な液体でしかありません。どんな場所から来たのかは、ボトルを見ても分からない。それでも、こういう場所があって、こういう人たちが毎週同じ作業を続けているということは、書き残しておく価値があると思いました。

※ 本サイトはポートフォリオ用のデモサイトです。記載の内容・データはすべて架空のものです。

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